これからの故郷をどう創るか
バブル崩壊後の日本は、少子化・高齢化が社会問題化し、それらに対する施策が何度となく講じられてきましたが、残念ながら根本的な解決に至っていないどころか、栃木県においても、20年後には30万人超が減少するという推計が出ています。
しかしながら、そもそも少子化自体は、1970年代半ばから進行していました。「いつか増えるだろう」という安易な認識の結果、現在の状況に至っているという事実を受け止めることが必要です。
その上で今やらなくてはいけないことは、「人口が減少する」という事実を正面から受け止めて、その中においてもこの豊かな日本という国を維持していくためには、今何をするべきかという、現実的な発想から政策を立案することが必要だと感じています。
そのためには、多くの先人が多くの汗と発想で創ってきた地域の資源や、脈々と受け継がれてきた人と人とのつながりを活かして、今だからできる発想や、今だからある技術を活用して、新たな価値を生み出していくことこそが私たち一人一人の故郷創生への近道だと思います。
様々な地域課題の根本的な解決に向けて、柔軟な発想で一歩でも前に進めることが、私なりの政治の在り方だと思っています。これからも栃木で生まれた子供たちが、栃木で育ち、栃木で働いて、栃木で暮らしていける、そんな持続可能な「故郷とちぎ」を創るために、「地域に愛される政治家」を目指して日々精進して参ります。